西岡良仁選手はうまいゲーム運び、多彩なショットを放つ選手ですが、そのショットを生み出すラケットは、どこのメーカーなのでしょうか?
またラケットの値段や、ガットのテンションはいくつくらいで張っているのでしょうか?
2020年、これからも活躍が期待される西岡良仁選手の使用ラケット、そのメーカー、値段、ガットのテンション、そしてラケットスペックに迫ります。
西岡良仁のラケットについて【2020年版】
本日18時より #西岡良仁 の #全仏オープン 1回戦がスタート!
写真はカタログでの撮影の一コマ。#内藤祐希 と良い笑顔😊頑張れ!西岡選手‼️
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2020年に西岡良仁選手が使用しているラケットは、ヨネックス社のVCORE98 LIMITEDというモデルです。
2020年限定生産モデルのため、VCORE 2020 LIMITED とも呼ばれているこのラケットを、ここでは、ヨネックス社HP上での名称 VCORE98 LIMITEDと呼ばさせて頂きます。
ジュニア時代からヨネックス社ラケットを愛用している西岡選手、プロ転向と同時にいち早くヨネックス社と契約を結びました。
そして現在も契約を継続しています。
進化をし続けるテニスラケット、そしてVCOREシリーズはヨネックス社が技術の粋を集めたセンセーショナルな製品です。
では、西岡選手の放つ強烈なスピンボール、切れの良いサーブを生み出しているVCOREとは、どのようなラケットなのでしょうか?
西岡良仁のラケットのメーカー
#全仏オープン 1回戦#西岡良仁 や #ワウリンカ をはじめ、チームヨネックスが初戦を突破‼️#テニス #ヨネックス #TeamYonex #RolandGarros pic.twitter.com/Hujkz6DphY
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2020年に西岡良仁選手が使用しているラケットのメーカーは、ヨネックス社です。
ヨネックス社はこのVCOREシリーズを2011年に新発売して以来、改良に改良を重ねています。
2018年に発売されたVCORE95などの改良型は、フレーム色が鮮やかな赤もあったため、「赤い彗星」と呼ばれたフラッグシップモデルでした。
それから更にVCOREを改良していったヨネックス社、VCORE LIMITEDを発売、西岡選手の2020年使用モデルとなっています。
西岡良仁のラケットの値段
【VCORE 2020 LIMITED✨クイズの答え】
S.リシキのサービス210.8km/hに近いスピードは、1964年開業当時の「東海道新幹線」でした!
ボールパーソンのスピードは一歩及ばず😁#VCORE2020LIMITED 好評発売中です!https://t.co/ji1lVuB1pu#ヨネックス #テニス #高弾道スピン #西岡良仁 pic.twitter.com/ufLOk5mZZR— yonex.co.jp (@yonex_jp) August 4, 2020
2020年に西岡良仁選手が使用しているラケット VCORE 98 LIMITED の値段は、33,000円~34,000円(消費税別)です。
ヨネックス社のWEBをみると、VCORE 98 LIMITED の価格表示は「オープン価格」となっています。
ただ、すでにネット通販などにも流通しており、ここでの表示価格は上記33,000円~34,000円です。
西岡良仁のラケットのテンション
【VCORE 2020 LIMITED✨History】
VCOREは来年で10周年!
選手とともに数々の激闘を演じてきました。
そんなたくさんの激闘の中から近年の4試合をピックアップ!
皆さんの心に残る試合はどれですか🤔?製品詳細:https://t.co/WEHKQdOQLR#ヨネックス #テニス #VCORE2020LIMITED #高弾道スピン pic.twitter.com/7WiIKxVuPz
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2020年に西岡良仁選手が使用しているラケットのテンションは、52ポンド前後です。
ガットはヨネックス社のポリツアースピンを使っていましたが、最近縦糸と横糸に異なるガットを組み合わせる、ハイブリッドとしています。
縦糸にバボラ社のVSタッチというナチュラルガット、横糸には従来通りのヨネックス社ポリツアースピンを使用したハイブリッドガットです。
ラケットのテンション52ポンドというのはいたって普通の、一般テニスプレーヤーも使うレベルと言えます。
現代のプロテニスプレーヤーでは、極端に緩いテンション、極端に強いテンションでガットを張る選手は大変少なくなりました。
その昔はジョン・マッケンローの緩いテンション、イワン・レンドルの強いテンションが好対照でしたね。
西岡良仁のラケットのスペック
【VCORE 2020 LIMITED ✨Technology】
VCOREの特徴は加速するヘッドスピード!
グロメットの筒を隠す凹ミゾ構造「Aero Trench」で空気抵抗を最大11%低減。
高弾道ハイスピンでウィナーを狙うことができます!https://t.co/IRvFL345Ll#ヨネックス #テニス #VCORE2020LIMITED #高弾道スピン pic.twitter.com/FBdvbGvAqj— yonex.co.jp (@yonex_jp) July 13, 2020
2020年に西岡良仁選手が使用しているラケットのスペックは以下の通りです。
ヨネックス社HPより抜粋
フェイス面積 | 98平方インチ |
全長 | 27インチ |
素材 | 高弾性カーボン+ナノメトリックXT+Namd |
サイズ(重さ) | G2 (平均305グラム) |
バランスポイント | 平均 315 (mm) |
カラー | スモークブルー |
推奨張力 | 45-60ポンド |
ラケット面積は98平方インチ、重さは305gと「黄金スペック」と呼ばれる100平方インチ・300gに比べると、フェース面積は小さく、重さはやや重めとなっています。
プロ選手では98平方インチ、95平方インチといったフェース面積の小さなラケットを使用するケースは多いです。
ラケットの空気抵抗を少しでも減らし、ラケットスピードを落とさないため、小さめのフェースを採用しています。
まとめ
もうすでに読まれたかもしれませんが、NHKさんでウェブ特集して頂いてるので是非読んでください^_^
全米オープンでの対策の様子細かく書いて頂いています。https://t.co/LCAjMMdLZm#nhk #usopen #全米オープン— YOSHIHITO NISHIOKA (@yoshihitotennis) September 20, 2020
現代のラケット開発競争はすさまじいものがあります。
ラケットは、軽くても反発力をいかに高めるか、柔らかくても打点でのラケットねじれをいかに抑えるか、など相反する事象を両立させるという技術競争の真っただ中です。
また フレーム、ガットのみならず、グロメット(ガットを通す穴部分)での空気抵抗をいかに減らすか、選手のスイング能力を最大限ボールに伝えられる工夫が様々な部分でされています。
これがスピンが強烈にかかりながら、超高速のショットやサーブを生む土壌なのです。
最新鋭のラケットを駆使した、西岡良仁選手の今後の活躍に期待しましょう!
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