テニスは身長が高い方が有利なのか?
高い方が強力なサーブを打ちやすく、遠くのボールにも数歩で追いつくことができるので有利そうですよね。
しかしあまり高すぎると俊敏な動きがしにくく、足元のボールも足を深く曲げなければならないのでしんどさもあります。
プロの世界では高身長の選手ばかりかというとそこまででもありません。
テニスが強いことと身長に関係があるのか?あるとしたらどういう理由で有利なのか?
今回はテニスは身長が高い方が有利なのか?またその理由を詳しく解説していきます。
テニスは身長が高い方が有利な理由5選
テニスは身長が高い方が有利な理由は次の5つです。
- 理由①遠くのボールに届く
- 理由②パワーがある
- 理由③サーブが入りやすい
- 理由④ネットプレーが強い
- 理由⑤角度をつけやすい
それではそれぞれ詳しく解説していきます。
理由①遠くのボールに届く
テニスは身長が高い方が有利な理由1つ目は遠くのボールに届くです。
シングルスであればセンターマークからサイドまでは3~4歩くらいで届きますが、高身長の選手は2~3歩で届きます。
たった一歩ですが、テニスはラリーをたくさんするのでその一歩の差がとても大きいです。
身長が低い選手はかなり走り回らないと返せないのに対し、高身長の選手は悠々とかえすことができます。
これはプロの試合を見ていてもそうですね。
190cm以上の選手と170cmくらいの選手が試合をするとそれがよくわかります。
ダブルスでも、腕を伸ばすだけでかなり遠くのボールまで触れるので、相手からすると打つところがないように感じます。
理由②パワーがある
テニスは身長が高い方が有利な理由2つ目はパワーがあるです。
身長が高いということは骨格も大きく体重もあるということです。
身長が低い人が体全体を上手く使って最大限のパワーショットを打っても、高身長の選手は手打ちで返すことができます。
高身長の選手が体全体を上手く使って打つと、それはとてつもないパワーショットになります。
また、テニスはラケットを振り回すので遠心力も大切になります。
身長が高ければ手足も長いですので、大きな遠心力を使って打つことができ、パワーのあるショットが簡単に打ててしまいます。
理由③サーブが入りやすい
テニスは身長が高い方が有利な理由3つ目はサーブが入りやすいです。
テニスで最も難しいとされるサーブですが、これも高身長というだけで有利になります。
単純にネットよりも高い位置から打てるのでミスが少なくなります。
身長が低い選手はジャンプをして腕を最大限伸ばしてようやく打ち下ろしのフラットサーブが入るくらいですが、高身長の選手はさらに高い打点から打つことができます。
高い打点から打たれたボールはバウンド後も高く弾みます。
身長の低い選手だと自分の身長以上に跳ね上がってくることもよくあります。
飛びすぎないように回転をかける必要もなくどんどん攻撃的なサーブでサービスキープが楽にできるのも強みですね。
理由④ネットプレーが強い
テニスは身長が高い方が有利な理由4つ目はネットプレーが強いです。
テニスは前に詰めれば詰めるほど守備範囲が狭くなります。
ベースラインに立っているとコートの端から端までをカバーしなければいけませんが、サービスラインに立っていれば守エリアが少し狭くなります。
最近はストローク力が強い選手が多く、前に詰めてもパッシングされることが多いためあまりネットプレーをする選手はいませんが、高身長の選手は積極的にサーブ&ボレーにいきます。
強力なサーブで相手に十分なリターンをさせず、さらに前に詰めることで相手の打てるコースを狭くしボレーで仕留める。
正直この攻撃が決まれば、サービスゲームを落とすことがほとんどありません。
理由⑤角度をつけやすい
テニスは身長が高い方が有利な理由5つ目は角度をつけやすいです。
テニスはスピードだけでなく、角度をつけることも大切です。
どんなに速いボールでも追いついてしまえばカウンターされる可能性があります。
相手に追いつかせないようにするためには相手を動かしてオープンスペースを作らなければいけません。
そこで必要なのが角度をつけるです。
ショートクロスとも呼ばれ、相手を完全にコートの外側に追い出して帰ってきたところを空いたスペースに打ち込む。
高身長の選手はこの角度をつける、ということもしやすいです。
やはりネットよりも高い打点から打つことができるので身長が低い選手よりも、より角度をつけることができるのです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
最後にもう一度まとめます。
テニスは身長が高い方が有利な理由は次の5つです。
- 理由①遠くのボールに届く
- 理由②パワーがある
- 理由③サーブが入りやすい
- 理由④ネットプレーが強い
- 理由⑤角度をつけやすい
テニスは185~190cmくらいの選手が強い印象ですね。
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