テニスで左利きのプロ選手といえば誰を思い浮かべますか?
左利きの選手は少ないため1人か2人は思い浮かべられても、たくさんとなると難しいかもしれませんね。
さらに日本人でとなるともっと難しくなるのではないでしょうか?
一般的にテニスで左利きの選手の割合は2割と言われています。
100人いたら20人、5人に一人となるとやはり少ないですね。
ボールが強烈に変化したりトリッキーなプレーをするイメージがある左利きの選手。
今回は左利きのプロ選手、日本人選手を紹介していきます。
テニスの左利きのプロ選手と言えば?トッププレイヤーを紹介!
テニスの左利きのプロ選手と言えば?トッププレイヤー5名は次の選手です。
- デニス・シャポバロフ
- ラファエル・ナダル
- ジョン・マッケンロー
- モニカ・セレシュ
- ナブラチロワ
それでは紹介していきます。
デニス・シャポバロフ
- 名前:デニス・シャポバロフ
- 生年月日:1999年4月15日
- 自己最高世界ランキング:シングルス10位。ダブルス44位。
- 現役期間:2016年〜現在
- 主な成績:2017年 最優秀新人賞、ウィンブルドンベスト4、デビス杯初優勝
今回紹介するテニスの左利きのプロ選手1人目が、デニス・シャポバロフです。
高い身長としなやかな肉体で鞭のように腕がしなります。
片手バックハンドでのジャックナイフなども使い、攻撃的な選手です。
少しミスが多くなることもありますが、躍動感のある見ていて楽しい選手の一人です。
サーブやフォアハンドにも定評があり、どこからでも攻撃するタイプの選手です。
ラファエル・ナダル
- 名前:ラファエル・ナダル
- 生年月日:1986年6月3日
- 自己最高世界ランキング:シングルス1位、ダブルス26位。
- 現役期間:2001年〜現在
- 主な成績:全仏V14 GS22勝
今回紹介するテニスの左利きのプロ選手2人目が、ラファエル・ナダルです。
彼を知らないテニスファンはいないのではないでしょうか?
全仏優勝回数14勝、グランドスラム22勝はとんでもない偉業ですね。
来年で引退を発表し寂しくなりますね。
コートのどこまででも走って返す走力。相手を外に追い出すスライスサーブ。
取るのがやっとと思われたボールを強烈なカウンター。
フェデラーと何度も決勝で繰り広げた死闘は語り草ですね。
ジョン・マッケンロー
- 名前:ジョン・マッケンロー
- 生年月日:1959年2月16日
- 自己最高世界ランキング:シングルス1位。ダブルス1位。
- 現役期間:1976年〜1992年
- 主な成績:最多タイトル獲得記録(シングルス・ダブルス合計)
今回紹介するテニスの左利きのプロ選手3人目が、ジョン・マッケンローです。
ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男という映画にもなった伝説の選手ですね。
手首の柔らかさと天才的なタッチが特徴で、ボレーをさせたら右に出るものはいないと言われていました。
シングルス、ダブルスでランキング1位になったことがある数少ない選手の一人です。
相手に背中が見えるほどの構えから放たれるサーブは、ただでさえ取りにくい左利きのサーブをより一層取りづらくしています。
サーブ&ボレーが基本戦法でしたがストロークも上手く、ライジングの名手としても知られています。
モニカ・セレシュ
- 名前:モニカ・セレシュ
- 生年月日:1973年12月2日
- 自己最高世界ランキング:シングルス1位。ダブルス16位。
- 現役期間:1989年〜2008年
- 主な成績:全豪、全仏、全米 優勝 全英 準優勝
今回紹介するテニスの左利きのプロ選手4人目が、モニカ・セレシュです。
フォアもバックも両手打ちという珍しい選手です。
特にバックハンドの攻撃力、コントロールがよく、安定したストロークで他を圧倒してきました。
15歳でプロに転向と非常に早い時期からプロになり、その年にはなんと初優勝も遂げました。
1990年の全仏オープンで16歳6ヶ月の当時のオープン化以降4大大会最年少優勝記録を樹立しました。
マルチナ・ナブラチロワ
- 名前:マルチナ・ナブラチロワ
- 生年月日:1956年10月18日
- 自己最高世界ランキング:シングルス1位。ダブルス1位。
- 現役期間:1973年〜単1994年/複2006年
- 主な成績:ウィンブルドン選手権の大会史上最多優勝記録(9勝)、WTAツアーの最多優勝記録(シングルス167勝、ダブルス177勝)
今回紹介するテニスの左利きのプロ選手5人目が、マルチナ・ナブラチロワです。
こちらももはや伝説的な選手の一人ですね。
プレースタイルとしてはネットプレーを最も得意としていました。
ストイックなトレーニングで鋼の肉体を作り上げ、圧倒的なパワーで敵を倒していくスタイルでした。
男子にも勝てるとさえ言われ、女子テニス界にパワーテニスを普及したとも言われています。
30年以上もプロとして活動できたのも納得の強さですね。
テニスの左利きのプロ選手と言えば?日本人を紹介!
テニスの左利きのプロ選手と言えば?日本人選手5名は次の選手です。
- 西岡良仁
- 柚木武
- 川上倫平
- 土居美咲
- 瀬間友里加
それでは紹介していきます。
西岡良仁
- 名前:西岡良仁
- 生年月日:1995年9月27日
- 自己最高世界ランキング:シングルス32位、ダブルス210位。
- 現役期間:2014年〜現在
- 主な成績:日本男子史上5人目のATPツアーシングルス優勝者で、2人目の複数回優勝者。
今回紹介するテニスの左利きの日本人プロ選手1人目が、西岡良仁です。
全仏オープン1回戦を勝ち上がりましたね。
ツアー通算100勝を挙げ、日本人男子歴代2位のランキングを記録している選手です。
プレースタイルとしてはストロークでしっかり打ち合うスタイルです。
フォアハンドは山なりで、バックハンドは弾道の低いスピードのあるボールと緩急と戦略が武器の選手ですね。
柚木武
- 名前:柚木武
- 生年月日:1998/9/22
- 自己最高世界ランキング:シングルス1389位、ダブルス512位。
- 現役期間:2021年〜現在
- 主な成績:2021年全日本選手権複ベスト16 全日本選手権男子ダブルス準優勝
今回紹介するテニスの左利きの日本人プロ選手2人目が、柚木武です。
なんといっても196cmの大柄な体格から繰り出されるサーブが武器の選手ですね。
全日本選手権男子ダブルス準優勝と着実に力をつけており、今後世界で活躍が期待される選手ですね。
川上倫平
- 名前:川上倫平
- 生年月日:2000年8月29日
- 自己最高世界ランキング:シングルス495位,ダブルス639位
- 現役期間:2018年〜現在
- 主な成績:第23回かしわ国際オープン 優勝
今回紹介するテニスの左利きの日本人プロ選手3人目が、川上倫平です。
日本最強クラスの左利きと言われています。
プレースタイルとしては何でもできるオールラウンダーでもあり、鋭いカウンターを得意とするカウンターパンチャーでもあります。
無駄のない力みの取れたフォームで力強いボールを打つことができます。
体幹もしっかりしているため振られた時でも確実にカウンターを打つことができます。
土居美咲
- 名前:土居美咲
- 生年月日:1991年4月29日
- 自己最高世界ランキング:シングルス30位、ダブルス78位。
- 現役期間:2008年〜現在
- 主な成績:ツアー通算 3勝
今回紹介するテニスの左利きの日本人プロ選手4人目が、土居美咲です。
小柄な体格ながら超攻撃的なフォアハンドが武器の選手です。
隙あらば回り込んでストレート逆クロスどちらにでも打てる体勢から繰り出されれる逆クロスへのショットは、トッププレーヤーも認めるほどの威力。
左利き特有の取りにくいスライスサーブも武器として持っており、攻撃力が魅力の選手ですね。
日本女子会のエースとも言われています。
瀬間友里加
- 名前:瀬間友里加
- 生年月日:1986年12月25日
- 自己最高世界ランキング:シングルス142位、ダブルス150位。
- 現役期間:2002年〜2015年
- 主な成績:全日本テニス選手権 シングルス ベスト4 全仏オープン本選出場
今回紹介するテニスの左利きの日本人プロ選手5人目が、瀬間友里加です。
父親がフランス人 母親が日本人のハーフで、2歳年下の妹瀬間詠里花もプロテニス選手です。
戦術を練って粘り強くボールを返し続け、相手が攻めてきたところをカウンターでやり返すカウンターパンチャーです。
ついつい攻め急いでしまうポイントでもじっくり落ち着いて粘ることができるのが強みです。
フォアハンドにも強烈なスピンをかけることができ、守りながら攻めることもできるのが特徴ですね。
まとめ
いかがでしたか?
最後にもう一度まとめます。
テニスの左利きのプロ選手と言えば?トッププレイヤー5名は次の選手です。
- デニス・シャポバロフ
- ラファエル・ナダル
- ジョン・マッケンロー
- モニカ・セレシュ
- ナブラチロワ
テニスの左利きのプロ選手と言えば?日本人選手5名は次の選手です。
- 西岡良仁
- 柚木武
- 川上倫平
- 土居美咲
- 瀬間友里加
左利きの選手がどんどん増えていくといいですね。
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