男子テニス界ではビッグ4と呼ばれる選手たちがいます。
一時期はこの4人の選手たちだけで優勝タイトルを奪い合っていた時期もあり、ほかの選手が優勝することが難しい、強すぎておかしい、といわれることもしばしば。
準決勝、決勝はいつもビッグ4同士の対決になり、大会によって勝つ選手が変わってきます。
ビッグ4の中で最強は誰だ!?という話もよく出てくる話題です。
なぜビッグ4は強すぎておかしいと言われるのか?
今回は男子テニス界のビッグ4について、強すぎておかしいと言われる理由について説明していきます。
テニス界のビッグ4は強すぎておかしいと言われる理由5選
フェデラーに勝ちたい強い気持ちでとてつもない練習をしたナダル、3番目の男に甘んじることを許さずテニス第1にストイックに取り組んだジョコビッチ。3人に追いつけるとは思わなかったが、それでも差を縮めようと心を改め厳しいトレーニングをしたマレー。やはりビッグ4は他の選手とは違う。 pic.twitter.com/Oj9hO2eAik
— Qui suis-je (@furumutsu6hiro) August 4, 2018
テニスのビッグ4と呼ばれる選手は、フェデラー、ナダル、ジョコビッチ、マレー選手です。
彼らがなぜ強いのか?
理由は次の5つです。
- 理由①誰にも負けない武器がある
- 理由②メンタルが強い
- 理由③勝ち方を知っている
- 理由④同じ時期にライバルがいた
- 理由⑤環境を整えられる
詳しく説明していきます。
理由①誰にも負けない武器がある
男子テニスでは長らくトップ選手の一人として君臨。フェデラー、ナダル、ジョコビッチとのビッグ4時代の終わりか… https://t.co/1WOdY2D4Wz
— ヤス丸@何物でもない (@yasumaru013) January 11, 2019
テニス界のビッグ4は強すぎておかしいと言われる理由1つ目が誰にも負けない武器があるです。
- フェデラー・・・圧倒的な攻撃力。サーブとフォアハンドで速攻で得点できる。
- ナダル・・・どんなボールでも拾いまくる守備範囲の広さと無尽蔵の体力。
- ジョコビッチ・・・ボールの深さ、追い込まれてからのカウンター、ボディバランスの巧みさ。
- マレー・・・誰もがあきらめるような場面からでも逆転できるメンタルの強さ。
それぞれの選手が他の選手に負けない特徴をそれぞれ持っています。
各分野のスペシャリストになることで他の選手の津出生を許しません。
理由②メンタルが強い
🇨🇭フェデラー、🇪🇸ナダル、🇷🇸ジョコビッチ、🇬🇧マレーのビッグ4がコートに集結、🏆レーバーカップ公開練習に揃って登場https://t.co/Jape9skyQz#フェデラー #ナダル #ジョコビッチ #マレー #Big4 #Federer #Nadal #Djokovic #Murray #レーバーカップ #LaverCup2022 #テニス #Tennis #テニス365
— tennis365.net テニス365 (@tennis365) September 22, 2022
テニス界のビッグ4は強すぎておかしいと言われる理由2つ目がメンタルが強いです。
テニスはメンタルがとても大切なスポーツです。
同じようなボールが来ても、その時の心理状態でミスをすることはよくあります。
特に、これを取ればゲーム、セットが取れる。といった場面ではかなり緊張感も高まります。
普通の選手ならば慎重になる場面でも彼らはその日一番のショットを打つことができます。
勝負所を落とさないのはビッグ4全員に共通することですね。
理由③勝ち方を知っている
またお前らかッ⁉️ってなる組み合わせ(笑)
みんなケガしてたのに
この復活劇‼️さすがビッグ4(今は3だけど)としか言えないwww
あぁーー‼️興奮するーーー‼️‼️‼️
現地に行きてーーーー🛫#ウィンブルドン #準決勝 pic.twitter.com/r69zIcVjMD
— ncstar@海咲(みさき) (@w_ncstar) July 12, 2019
テニス界のビッグ4は強すぎておかしいと言われる理由3つ目が勝ち方を知っているです。
テニスで最も格式が高いのがグランドスラムですが、この大会では5セットマッチで戦います。
1セットマッチであれば、勢いがついた選手が運よく勝つこともありますが、5セットマッチでは本当に強い選手でないと勝ち上がれません。
1セット落としても3セット取れば勝てるので、一生懸命頑張るのはもちろん、戦術的なことも大切になります。
ビッグ4はこの点も優れています。
勝負所はどこで、そこで最高のプレーをするためにはどういうプレーをしなければいけないか?
また勝ち上がると試合数も多くなるので体力の温存も考えながらベストなプレーを選択する必要があります。
このような試合勘とも呼ばれるポイントをうまく抑えているのも特徴の一つです。
理由④同じ時期にライバルがいた
レーバーカップに🇷🇸ジョコビッチ参戦決定 “ビッグ4”全員が同じチームで戦う夢の大会に「最大のライバルたちと一緒にプレーできる」🎾https://t.co/QUxQbnW2rr#tennis #テニス #ジョコビッチ #ナダル #フェデラー #マレー #lavercup
— tennis365.net テニス365 (@tennis365) July 22, 2022
テニス界のビッグ4は強すぎておかしいと言われる理由4つ目が同じ時期にライバルがいたです。
やはり上達に不可欠なのが、自分と同等のライバルの存在です。
1強では敵がいないのでどうしても今以上を目指しにくくなります。
しかしビッグ4は自分と同レベルの選手が他に3人もいる状態でツアーを戦ってきました。
それぞれ自分よりも優れている点があることを認めたうえで、それでも自分が勝つにはどうすればいいかを考えてプレーします。
その結果、4人はさらにそれぞれ強くなるのです。
同時期にこれだけの選手が4人もいたというのが彼らをここまで強くした理由の一つでもあります。
理由⑤環境を整えられる
「#ナダル、#フェデラー、#マレー の僕にとって最大のライバルである3人がみんながいるチームでプレーすることは、テニス史上とてもユニークな瞬間になるだろうね」
ー #ノバク・ジョコビッチ#レーバーカップ でビッグ4が揃い踏みすることについての一言#テニワ https://t.co/gE1149wsi5— WOWOWテニスワールド (@w_tennisworld) July 25, 2022
テニス界のビッグ4は強すぎておかしいと言われる理由5つ目が環境を整えられるです。
テニスはかなり体力消耗が激しいスポーツです。
1試合だけならまだしも、大会は1週間~2週間開催され、毎日試合をすることもあれば、休めても1日だけということもあります。
さらに1年を通して世界中を移動します。
そのためテニス以外でも移動の疲れや時差、食事や練習環境など、気を付けなければいけないことがたくさんあります。
ビッグ4は優勝も多くスポンサーも充実しているため、プライベートジェットや高濃度の酸素カプセルを用意することができます。
自分で飛行機のチケットや練習場所の確保をする他の選手とは違って、テニスに勝つことだけに集中しやすい環境を作り上げられるのです。
ここも他の選手と比べて有利に働いているポイントです。
まとめ
【錦織圭】ビッグ4全員(フェデラー,ナダル,ジョコビッチ,マレー)に勝った4試合を厳選!!【ビッグ4】 https://t.co/5Vi5w9rDjf @YouTubeより
— ぎじぇるも (@flere210tears) February 20, 2022
いかがでしたか?
最後に最強は誰か?という点で解説していきます。
マレー選手は怪我のため一時期ツアーを離れ、そこからはビッグ3と呼ばれていました。
2023年現在、フェデラー選手は引退し、ナダル選手も来年引退を発表しています。
生涯のグランドスラムの獲得数で見るとジョコビッチ選手がNo1です。
各選手同士の対戦成績を見てもジョコビッチ選手が一歩リードしています。
ということでビッグ4の中で最強の選手はジョコビッチ選手かと思います。
最後にもう一度まとめます。
テニスのビッグ4と呼ばれる選手がなぜ強いのか?
理由は次の5つです。
- 理由①誰にも負けない武器がある
- 理由②メンタルが強い
- 理由③勝ち方を知っている
- 理由④同じ時期にライバルがいた
- 理由⑤環境を整えられる
新時代は誰がビッグ4と呼ばれるのか楽しみですね。
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