全米オープンテニスの特徴や歴史について!魅力も合わせて詳しく解説!

四大大会

4大大会の1つ、全米オープン。

全米オープンは、アメリカ・ニューヨーク市郊外にあるフラッシング・メドウズのUSTAビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニス・センターを会場として、毎年8月の最終月曜日から2週間の日程で行われます。

 

大坂なおみ選手が2回優勝していて、男子でも錦織圭選手がアジア人初の準優勝をしている大会ですので見たことがある方も多いのではないでしょうか?

 

年に4回あるテニスの大きな大会の1つですが、どんな歴史、特徴、魅力があるのでしょうか?

今回は全米オープンの特徴、歴史、魅力について解説していきます。

 

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全米オープンの特徴や歴史について

 

全米オープンの特徴は次の5つです。

 

  • 実力者が勝ちやすい
  • 総合的な実力が求められる
  • ファイナルセットはタイブレーク
  • 世界最大のテニス・スタジアム
  • 賞金が莫大

 

それでは詳しく説明していきます。

 

①実力者が勝ちやすい

 

全米オープンの特徴1つ目は実力者が勝ちやすいです。

 

全米オープンは4大大会の中では一番最後に開催されます。

1年間のツアーを戦って好成績を収めた選手が出場するので、今年1年間の上位実力者が集うわけです。

 

そのためシード選手や調子を上げている選手が勝ちやすい傾向があります。

歴代優勝者を見てもランキング上位の選手が優勝していることが多いです。

 

②総合的な実力が求められる

 

全米オープンの特徴2つ目は総合的な実力が求められるです。

 

全米オープンのコートは球足もそこまで速くなく、ビックサーバーが有利というわけではありません。

 

ハードコートなのでイレギュラーなどもなく、どの選手も自分が思い描いたプレーをしやすいです。

そのため、いかに自分の実力を発揮できるか?相手の強みを封じ込められるか?が勝負のカギになります。

 

サーブ、リターン、ストローク、ボレー、駆け引き、戦術。

まさにテニスの総合力が問われる大会となっています。

 

③ファイナルセットはタイブレーク

 

全米オープンの特徴3つ目はファイナルセットはタイブレークです。

 

4大大会はファイナルセットになったらタイブレークがなくなり2ゲームの差をつけるまで勝負が続きます。

 

2010年の全英オープン、ジョン イスナーとニコラ マユによる男子シングルス1回戦のスコアは、イスナーの6-4 3-6 6-7(7) 7-6(3)、そしてファイナルセットはなんと70-68でした。

 

全米オープンだけはファイナルセットにタイブレークが適用されるので、ここまで長時間の試合とはならないですね。

 

④世界最大のテニス・スタジアム

 

全米オープンの特徴4つ目は世界最大のテニス・スタジアムです。

 

なんと2万人も収容できるスタジアムコートがあることも特徴です。

 

「全豪オープン」も「全仏オープン」も「全英オープン」も、センターコートとは別に「ナンバーワンコート」があります。

 

しかし、「全米オープン」だけはセンターコートである「アーサー アッシュ スタジアム」がナンバーワンコート扱いになっています。

 

1996年までのセンターコートは、ジャズの巨匠の名前が付いた「ルイ アームストロング スタジアム」でした。

 

⑤賞金が莫大

 

全米オープンの特徴5つ目は賞金が莫大です。

 

歴史は全英オープンが最も古い大会ですが、観客動員数や賞金額では、全米オープンが全世界のテニス競技において最大の大会です。

 

2018年の賞金総額は、過去最高の5300万ドル。約59億円でした。

シングルス優勝者の賞金は、男女ともに380万ドル(約4億2000万円)でした。

 

1回戦負けの選手に対しても、5万4000ドル(約600万円)が支給されました。

ダブルスペアの優勝賞金は、70万ドルでした。

 

全米オープンテニス2022の賞金総額は6010万2000ドル(約85億6480万円)でした。

男子・女子とも同額なので各大会の総額は3005万1000ドル(約42億8240万円)でした。

 

まとめ

 

いかがでしたか?

最後にもう一度まとめます。

 

全米オープンの特徴は次の5つです。

 

  • 実力者が勝ちやすい
  • 総合的な実力が求められる
  • ファイナルセットはタイブレーク
  • 世界最大のテニス・スタジアム
  • 賞金が莫大

 

全米オープンが楽しみですね。

 

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