テニスコートの種類といえば、ハードコート、クレーコート、オムニコート、カーペットコート、グラスコート、などがあります。
日本ではオムニコートがよくありますよね。
コートごとに特徴があり、球足や弾み方が違ってきます。
オムニコートは世界的に見ても珍しく、海外ではあまり使用されていません。
ボールの球足や弾み方、コートでの動き方も意識するともっとテニスが上手になります。
今回はオムニコートの特徴についてご紹介していきます。
オムニコートとは
オムニコートとは、ダンロップの住友ゴムが開発したテニスサーフェスのことです。
砂入り人工芝コートとも言われます。
水はけがよく、適度に砂もあるので引っ掛かりができ、体への負担も比較的少ないです。
オムニコートの特徴
オムニコートの特徴は次の5つです
- ①体への負担がハードコートより少ない
- ②水はけがいい
- ③砂の量で球足が変わる
- ④そこまで弾まない
- ⑤スライディングが使える
それでは解説していきます。
①体への負担がハードコートより少ない
オムニコートの特徴1つ目は体への負担がハードコートより少ないです。
ハードコートに比べると少しクッション性があるので膝や足腰への負担が少し少なくなります。
クレーコートのほうがさらに体への負担が少ないですが、子供からお年寄りまで幅広い年齢の方がプレーできることが特徴です。
②水はけがいい
オムニコートの特徴2つ目は水はけがいいです。
多少の雨が降ってもテニスができるのがオムニコートの特徴です。
クレーコートはすぐに水たまりができたり、ぬかるんでプレーができなくなりますが、オムニコートは少し時間をおけばすぐにプレーが再開できます。
クレーコートは土を足したり、コートをならしたりする必要がありますが、オムニコートは砂を補充するくらいで、維持費が安くなるのも特徴です。
③砂の量で球足が変わる
オムニコートの特徴3つ目は砂の量で球足が変わるです。
砂の量によって球足が変わることも特徴の一つです。
砂の量が少ないと球足は速くなります。
砂の量が多いと球足が遅くなります。
またイレギュラーバウンドも増えます。
プレーの前に砂の量は確認しておくといいですね。
④そこまで弾まない
オムニコートの特徴4つ目はそこまで弾まないです。
これも砂の量で変わってくるのですが、ハードコートのように高く弾むことはあまりないです。
幅広い年代の方がプレーしやすいようにサーフェスがボールの勢いを少し吸収してくれるからです。
スピン系のボールで高く弾ませるより、フラットやスライスで球の伸びを出していくといいですね。
砂の量が多いときはあまり弾まないので、スライスで低く弾まないようにするのも効果的です。
⑤スライディングが使える
オムニコートの特徴5つ目はスライディングが使えるです。
オムニコートではハードコートのように素早く方向転換することは難しいです。
少し滑るので、遠くのボールを打ち返すときにスライディングをしながら打ち返すことが多いです。
普段、カーペットコートやハードコートでプレーしている方は馴染みのない動きになります。
練習の時から試してみましょう。
砂の量でどのくらい滑れるかも変わってくるので事前のチェックが大切です。
まとめ
いかがでしたか。
最後にもう一度まとめます。
オムニコートの特徴は次の5つです。
- ①体への負担がハードコートより少ない
- ②水はけがいい
- ③砂の量で球足が変わる
- ④そこまで弾まない
- ⑤スライディングが使える
どんどん練習してみてくださいね。
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