西岡良仁選手、ATPランキング自己最高位は48位、その卓越したテニスセンスをいかんなく発揮し、小柄ながらパワーテニス全盛のテニス界において大活躍を見せています。
2020年初頭にはランキング自己最高位まで上げた西岡良仁選手の年収や獲得賞金額がいくらなのか、過去どういった推移だったのかは、大変興味をそそります。
ここでは西岡選手の年収、獲得賞金額がいくらくらいなのか、そしてその推移を掘り下げてみました。
西岡良仁の年収(2020年)
今年の西岡選手獲得賞金は約1500万円とのネット記載があり、ここから西岡選手2020年年収は6500万円~7500万円と推定されます。
西岡選手の2020年の年収は、大会において獲得した賞金と、スポンサー収入ということになります。
西岡選手が契約しているスポンサーは、ヨネックス、HIS、ミキハウス、そして2019年契約のNBSの4社です。
スポンサー契約料は明らかにされていないので推定の域を出ません。
例えば抜群の実績を残している錦織圭選手となると、新規のスポンサー契約は最低年間5000万円以上というレベルです。
西岡選手がようやくトップ100入りを果たした2016年ではスポンサー契約は2社、契約料は合計推定2000万円程度となっています。
現在は4社、しかもトップ50入りを果たした実績から、スポンサー料は上がっていると思われます。
4社合計で5000万~6000万といったところでしょうか。
今年の西岡選手獲得賞金は約1500万円とのネット記載があり、ここから西岡選手2020年年収は6500万円~7500万円と推定されます。
西岡良仁の年収推移は?
西岡良仁選手の年収推移
シーズン | 年収 |
2014年 | 1500万円 |
2015年 | 3000万円 |
2016年 | 5000万円 |
2017年 | 5000万円 |
2018年 | 8000万円 |
2019年 | 1億2000万円~1億3000万円 |
2020年 | 6500万円~7500万円 |
それぞれ紹介していきます。
2014年シーズン
西岡選手のプロ転向は2014年、ジュニア時代からラケット、ウェアを使用していたヨネックス社と早々にスポンサー契約を結んでいます。
アジア大会で金メダルを獲得するなど、躍進の兆しを見せ始めた西岡選手、年収は約1500万円と推定されます。
2015年シーズン
2015年、西岡選手はグランドスラム本戦初勝利を挙げるなど躍進しました。
年収も約3000万円へとアップしています。
2016年シーズン
2016年にはいよいよトップ100入りを果たし、年収は約5000万円となります。
この年からHIS社がスポンサー契約を結んでいます。
2017年シーズン
好事魔多し、2017年順調だった西岡選手に大けがが襲い、休養を余儀なくされます。
ミキハウス社が新規にスポンサー契約を開始し、シーズンの半分を棒に振った西岡選手ですが、それでも年収は前年並みの約5000万円を確保しています。
2018年シーズン
ケガから復帰した2018年、見事に復活した西岡選手は、ATPツアーレベルの大会で初優勝を果たしました。
年収も約8000万円へ跳ね上がります。
2019年シーズン
2019年NBS社と新規スポンサー契約を結び、大会でのさらなる活躍も相まって、年収は1億円越え、1億2000~3000万円と推定されます。
ついに年収が億を超えた年となりました。
2020年シーズン
2020年の西岡選手獲得賞金は約1500万円とのネット記載があり、ここから西岡選手2020年年収は6500万円~7500万円と推定されます。
西岡良仁の獲得賞金額はいくら?(2020年)
西岡選手の2020年獲得賞金額は、144,020 USドル、約1520万円と下記サイトに記載されています。
引用:https://sportsnavi.ht.kyodo-d.jp/tennis/player/59281/detail/
今季の西岡選手戦績をみると、1月の全豪オープンでは3回戦に進出、2月のデルレイビーチ ATP250グレードの大会では決勝まで勝ち進んでいます。
全米オープンでも、初戦で惜敗しましたが、本戦にストレートインしてますのでもう少し多いのではと思われます。
今年はコロナ禍により、3月から8月まで大会が開催されず、西岡選手出場大会も2月までのわずか5大会でした。
全米オープンが様々な制限付きで開催され、これがようやく6大会目でしたので、少ない出場大会の割には、健闘している、といえるでしょう。
西岡良仁の獲得賞金額の推移
西岡良仁選手の獲得賞金額推移
シーズン | 獲得賞金額 |
2014年 | 600万円 |
2015年 | 2000万円 |
2016年 | 3000万円 |
2017年 | 2200万円 |
2018年 | 5300万円 |
2019年 | 8400万円 |
2020年 | 1520万円 |
それぞれ紹介していきます。
2014年シーズン
プロ転向1年目の西岡選手はツアーでも下部の大会、「フューチャーズ」や「チャレンジャー」の大会に主に出場しています。
当然ですがこういった下部大会で実績を積まなければ、上の大会へ進むことはできません。
フューチャーズでは優勝賞金約25万円、チャレンジャーでは同じく約100万円、これらの大会でコツコツ賞金を得ていました。
それでもこの年全米オープンで予選を突破して本戦出場、グランドスラムは本戦出場だけで数百万円を得られます。この年の獲得賞金は約600万円です。
2015年シーズン
2015年、西岡選手は飛躍します。
ATP250グレードの大会でベスト8進出、ATP500の大会で本戦出場、全仏オープン予選突破、本戦出場、そして全米オープンでは予選突破、本戦出場のみならず、なんと初勝利も上げました。
獲得賞金は一気に約2000万円となります。
2016年シーズン
2016年は前年に輪をかけた大活躍をみせます。
ウィンブルドン本戦に初進出、ATP250大会では2度目のベスト8進出、さらにはATP1000マスターズ大会で初勝利を挙げると、なんと3回戦まで進出、こういった活躍の結果、世界ランキング100位以内入りを果たしたのです。
獲得賞金はうなぎのぼりの約3000万円となります。
2017年シーズン
2017年になると、ATPツアー大会本戦に出場するのはほぼ当たり前、本戦で2-3回戦へ勝ち進むようになります。
ランキング20位以内の選手にも勝利する場面が何度かみられ、20位程度に迫る実力をつけてきます。
そんなときに襲ったヒザの大ケガ、ほぼ半年を休養せざるを得ませんでした。
この年の獲得賞金約2200万円はほぼ半年で稼ぎ出したものです。
2018、2019年シーズン
2018年、2019年とケガから復帰して以降の西岡選手活躍はまさに目を見張るものがあります。
ATP 250大会で初優勝を果たし、ついにはトップ10プレーヤーを2度破る快挙(そのうち1度は錦織選手ですが)、獲得賞金も2018年約5300万円、2019年約8400万円と堂々たるトップ50プレーヤーとなりました。
2020年シーズン
2020年更なる躍進が期待された年、ATP 250レベルの大会では当然のように上位進出し、1度は準優勝を果たしています。
全米オープン初戦での、元世界ランク1位のマレー選手とのフルセット激闘は記憶に新しいですね。
まとめ
プロ転向1年目の2014年は、600万円程度の年収だった西岡選手、わずか5年後、20台前半にして年収1億円を突破しています。
大会における賞金獲得額も、2019年は8000万円以上と1億円に迫る勢いです。
テニスプレーヤーは、ランキングが上がれば上がるほどアドバンテージが多くなります。
よりグレードの高い大会で、厳しい予選を突破せずとも本戦にストレートインできますし、32位以内に入ればグランドスラムでシード選手となることができます。
そうなると初戦から自分よりランキング上位の選手と当たることはなく、本戦でも勝ち進む可能性が高くなります。
上位に行けば行くほどメディアへの登場機会も増え、スポンサーがますます契約検討に乗り出してきます。
まさに「雪だるま式」に年収がアップしていくわけです。
伸び盛りの西岡選手、怖いのはケガ、フィジカルに注意して更に上位を目指してもらいたいです!
コメント
グランドスライム大会では今まで以上に飛躍して下さい。期待してます。応援します。
小林一族より