2020年はテニス界にとっても苦難の年でしたが、上位ランカーと好試合を演じてきた西岡良仁選手は、すっかり日本テニス界の顔となったようです。
素晴らしいフットワークを武器にしている西岡良仁選手、それを支えるシューズは今までどんな歴代モデルを愛用していたのでしょうか?
愛用シューズの最新版は、どこのブランドでモデルは何なのか、大変気になるところです。
ここでは、西岡良仁選手愛用シューズの歴代モデル、2020年最新版モデルを探ります。
西岡良仁のシューズ【2020年最新版】
西岡良仁選手が2020年に使用しているシューズはヨネックス社の、
YONEX パワークッション フュージョンレブ3 メン AC
です。
このシューズの特長は、ヨネックス社が独自に開発したパワークッションと呼ばれる軽量衝撃吸収材に、更に衝撃吸収性を25%上げたパワークッションプラスが採用されていることです。
もともとパワークッションという素材は、7mの高さから生卵を落としても割れずに4m跳ね返るという衝撃吸収性と反発性に優れたものでした。
着地時に受けた衝撃を吸収し、それを次のステップへエネルギーを反発性をして伝えられるという夢のような素材なのです。
西岡選手愛用の最新モデルは、これを更に改良し、衝撃吸収性で25%、反発性で15%向上させたバージョンアップされたシューズです。
そして包み込むような感触が得られるインナー構造を持ち、ツアーでも有数のフットワークを持つ西岡選手の能力を最大限発揮できるよう、サポートしています。
このような情報だけでも、このシューズを履くと、動きが格段に上がるのではないかと思ってしまいますね。
西岡良仁のシューズ【歴代モデル】
西岡良仁選手のシューズ歴代モデルを以下の表にまとめてみました。
年度 | シューズモデル名 | 主な実績 |
2014年~ | YONEX パワークッションフュージョンレブ | プロ転向、アジア大会金メダル |
2016年~ | YONEX パワークッションフュージョンレブ2 | トップ100入り、マスターズ ベスト16 |
2018年~ | YONEX パワークッションフュージョンレブ3 | ツアー初優勝、マスターズ ベスト8 |
2021年~ | YONEX パワークッションフュージョンレブ4? |
では詳しくそれぞれをみていきましょう。
2014年~
2014年から西岡選手は、ヨネックス社のYONEX パワークッションフュージョンレブというシューズを使用しています。
2014年のプロ転向後、ラケットでヨネックス社と契約を結んだ西岡選手は、シューズについてもヨネックス社を採用し契約しており、以来ヨネックス一筋ですね。
ヨネックス社はパワークッションという衝撃吸収性と反発性に優れた素材を開発し、この素材を採用したフュージョンレブモデルの初代がこのシューズです。
西岡選手は、さっそくこのシューズを採用、以降このモデルの改良版を使用していくことになります。
2016年~
2016年から西岡選手は、YONEX パワークッションフュージョンレブ2というシューズを使用しています。
ストレスフリーなフィット感をキャッチフレーズに2016年8月、ヨネックス社より発売されたのが、新シューズYONEX パワークッションフュージョンレブ2です
衝撃吸収性、反発性に優れたパワークッションに加え、優しく足を包み込むスパイラルラップを配し、足へのフィット感を向上させています。
西岡選手がこのシューズを履いた時の感想が述べられています。
「足にフィットする部分が多いので、初めて履いたときから安心してプレーできました。ハードコートで激しく動いても、足全体をしっかり支えてくれます。ランキング100位を切った今、このシューズでさらに勝ち続けたいです」
2018年~
2018年から西岡選手は、現在に至るYONEX パワークッションフュージョンレブ3を使い始めます。
2018年9月に発売されたこのニューモデルは、衝撃吸収性を25%、反発性を12%従来のパワークッションから向上させた、パワークッションプラスをソールに採用しています。
さらに、タング(ベロ)と履き口を一体化させたインナーブーティ構造により、足の甲部分をすっぽりと包み込み、フィット感を更に向上させているのです。
衝撃吸収性、反発性を高めるだけでなく、選手の足への負担を軽減させ、長時間に及ぶ激戦にも落ちにくいフットワークを目指しています。
ツアー有数のフットワークを武器にしている西岡選手にとって、まさに心強いツールですね!
2021年最新版?
ヨネックス社は、2021年2月にYONEX パワークッションフュージョンレブ4を新発売すると、HP上でリリースしました。
ヨネックス社が2021年に創業75周年を迎えることから、75th YONEX パワークッションフュージョンレブ4という製品名になっています。
パワークッションプラスの採用はもちろん、インナーブーティ構造もそのままに、今度は中足をしっかりホールドするフュージョンウィング、靴底の設置面に、反発性を従来比15%アップさせたフェザーバランスフォームなどの新機能をプラスし、更にバージョンアップしています。
西岡選手はおそらくこのシューズを使用していくと思いますが、楽しみですね!
まとめ
西岡良仁選手のシューズ歴代モデルをおさらいすると、以下の通りです。
年度 | シューズモデル名 | 主な実績 |
2014年~ | YONEX パワークッションフュージョンレブ | プロ転向、アジア大会金メダル |
2016年~ | YONEX パワークッションフュージョンレブ2 | トップ100入り、マスターズ ベスト16 |
2018年~ | YONEX パワークッションフュージョンレブ3 | ツアー初優勝、マスターズ ベスト8 |
2021年~ | YONEX パワークッションフュージョンレブ4? |
驚異的なフットワークで相手を上回り、ポイントを奪い、勝利をつかんできた西岡選手、そのフットワークを支える重要なパーツがシューズです。
近年のめざましいテニス用具の進歩、シューズも例外ではなく、そしてそれは選手にとって生命線である足、そしてフィジカル全体をケガから守るとても重要な用具です。
華麗なるプレーや、ラケット、ウエアなどに目が行きがちで、シューズは地味ですが、注目するとテニスの面白さがまた広がりますね!
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