日本テニス界で現在1位の西岡良仁選手ですが、ジュニア時代の成績、ランキング、ライバルはどうだったのか大変気になるところです。
ここでは西岡良仁選手のジュニア時代の成績、ランキング、ライバルたちとの動向を、動画なども交え紹介していきます。
貴重な動画もアップしておりますので、是非ご覧ください。
西岡良仁のジュニア時代について
生家がテニススクールという、テニスをするには絶好の環境で生まれ育った西岡選手は、4歳からテニスを始めます。
そこから、高校三年生の冬に18歳でプロ転向するまでの輝かしい経歴を紹介していきます。
西岡良仁の小学生時代の成績
西岡良仁選手の小学生時代の主な成績は下記です。
年度 | 年齢 | 大会名 | 成績 |
2007年 | 11~12歳 | 全国小学生テニス選手権大会 | 優勝 |
2007年 | 11~12歳 | Dunlop Cup 全国選抜ジュニアテニス選手権大会 | 優勝 |
4歳からテニスを始めた西岡選手、小学校低学年くらいから試合に出場するようになります。
本人も語っている通り、小学校3年生頃より地元の三重県内の大会から東海大会へも出場できるほど強くなっていき、テニスでプロを目指そうと思ったそうです。
2007年といえば、西岡選手が小学校6年生の時です。
小学生時代から全日本で優勝、さすが西岡選手です!
西岡良仁の中学生時代の成績
西岡選手は中学生になると、中学生の全国選手権である全日本中学生テニス選手権大会に出場する選手になります。
年度 | 年齢 | 大会名 | 成績 |
2008年 | 12~13歳 | 全国中学生テニス選手権大会 | ベスト8 |
2009年 | 13~14歳 | 全国中学生テニス選手権大会 | ベスト4 |
2008年第35回大会
2008年第35回大会のドロー表、結果です。
↓
西岡選手は1年生ながら第5~8シード、準々決勝まで進出し、決勝進出した竹田直樹選手に敗れています。
この大会の第1シードはあの綿貫敬介選手で、西岡選手を破った竹田選手をくだし、見事優勝を飾っていますね。
そして第2シードには今井慎太郎選手の名前がみえます。
2009年第36回大会
2009年第36回大会のドロー表、結果です
↓
中学2年生の西岡選手はこの大会第3シード、そして第1シードには守谷総一郎プロ(当時中学3年生)の名前があります。
両選手は準決勝で激突、第一セットをTBの末西岡選手が奪い、第二セットを守谷選手が取り返して第三セット、4-4のところで西岡選手が後に曰く
「足がつって棄権しました」
とのことで守谷選手の前に敗れました。
結局この大会は守谷選手が優勝、第8シードは斎藤貴史プロ、第14シードは沼尻啓介プロと西岡選手のジュニア時代からのライバル、盟友ですね!
西岡選手は中学3年生の秋に、錦織選手も所属していた米国IMGニック・ボロテリーテニスアカデミーに留学したため、3年生時の全国中学生テニス選手権大会には出場していません。
この留学時に、負けず嫌いの西岡選手らしいエピソードが残っています。
留学する上で、西岡選手は当時日本テニス協会の会長も務められた盛田正明氏の主催する、森田正明ファンド(MMTF)に応募しました。
しかしなんと2度落選、それでも岩をも通す信念で3度目で見事当選するのです!
西岡良仁の高校生時代の成績
西岡選手は、青森山田高校に進学します。
しかしこの時点でもう視野は世界を向いていましたので、高校生の大会には出場していません。
年度 | 年齢 | 大会名 | 結果 |
2011年 | 15~16歳 | 米国のフューチャーズ2大会に出場 | 1大会で決勝進出 |
2012年 | 16~17歳 | 米国のフューチャーズなど11大会に出場 | 1大会で決勝進出 |
2013年 | 17~18歳 | メキシコのフューチャーズ大会 | 優勝 |
2013年 | 17~18歳 | チリのフューチャーズ大会 | 優勝 |
2013年 | 17~18歳 | チリのフューチャーズ大会 | 優勝 |
2013年 | 17~18歳 | 全日本テニス選手権大会 | 準優勝 |
さすがの西岡選手も当初はなかなか勝てませんでしたが、高校生の年齢で言えば3年生になったころから、プロ大会の下部組織大会であるフューチャーズ大会で優勝できる実力をつけてきました。
2013年全日本選手権大会では見事決勝へ進出、惜しくも伊藤竜馬選手の前に敗退しましたが、準優勝に輝きました。
そして満を持して2014年1月プロ転向をするわけです。
2014年には、フューチャーズ大会の更に上位の大会であるチャレンジャー大会にも優勝、アジア大会では金メダルに輝いています。
西岡良仁のジュニア時代のランキング
西岡選手のジュニア時代のランキングは以下の通りです。
年度 | 年齢 | ランキング |
2011年 | 15~16歳 | 887位 |
2012年 | 16~17歳 | 769位 |
2013年 | 17~18歳 | 573位 |
高校1年生で、すでに世界ランキング1000位以内に入っていたのですね!
米国のニック・ボロテリーで揉まれ、厳しい下部ツアーを転戦して、実力をつけていった様子がありありと伺えます。
西岡良仁のジュニア時代のライバル
西岡選手が本人も語る通りジュニア時代からのライバルであり、盟友は次の2名です。
- 斎藤貴史プロ
- 沼尻啓介プロ
現在も3人で、下記のブログにあるようなテニスアクティビティの活動や、SNSへ動画をアップしたりしています。
前述の全日本中学生テニス選手権大会ドローにも名前がありましたね!
下記動画にもある通り、2020年全日本選手権覇者の中川直樹選手とは、全日本小学生大会でもマッチアップしています。
そして世界を見渡すと、ほぼ同じ世代に、世界スーパージュニアで優勝したあのニック・キリオス選手、準優勝したチョリッチ選手、またハチャノフ選手などがいます。
これらの選手とはジュニア時代からしのぎを削ってきました。
西岡良仁のジュニア時代の動画
この貴重な動画は西岡選手が小学校6年生当時、優勝した全国選抜ジュニア選手権大会の準々決勝の模様です。
相手は2020年全日本選手権覇者中川直樹選手!
何と貴重な映像が残っていました!
まとめ
西岡選手はやはり小学生時代から、抜群の実績を残していましたね!
しかし世界と戦う実力をつけたのは、高校時代の米ボロテリーテニスアカデミーへの留学経験でしょう。
そして米国を主戦場に、過酷な下部ツアー大会へ出場し、実力を磨いていきました。
そこで一番身に着けたのはタフなメンタルではないでしょうか!
西岡選手のより成長した姿を見るのが楽しみですね!
コメント