2021年シーズン、復活の兆しを見せている錦織圭選手ですが、日本のプロスポーツ選手間ではトップを争うほどの高い年収を得ています。
またプロテニス選手としては、世界でもベスト5に入るほどです。
なぜそのような高い年収が得られるのでしょうか?
その理由は是非知りたいところですね!
錦織圭選手が高い年収をなぜ得られるのか、ここではその理由に迫ります。
錦織圭の年収が高いのはなぜ?その理由とは
錦織圭選手の年収が高いのはなぜなのか、もちろんプロスポーツ選手ですから、大会で勝利すればその賞金が稼げるわけですが、もちろんそれだけではありません。
結論、錦織圭選手の年収が高い理由はスポンサー収入が高いためです。
高い年収を得られる理由、仕組みなどについて、詳しく掘り下げていきます。
錦織圭の年収(2021年最新版)
ここ数年、錦織圭選手の推定年収は、約37~38億円で推移していましたが、2020年は約34億円(一説には39億円)となっています。
いずれにしてもすごい数字ですね!
何といってもこれが年収ですから。
そしてその内訳ですが、この年収のうち約90~95%はスポンサー収入です。
2020年度は故障もあり、大会等で獲得した賞金額は少なめだったようですが、1.2億円程度となっています。
30数億円はスポンサー料で収入を得ており、こちらの方が予想以上に巨額なのですね。
2021年についても、ほぼ同等のスポンサー収入に、復調してくれば大会獲得賞金はプラスされますので、少なくとも2020年の34億円以上の年収は得られるはずです。
錦織圭の年収(試合による獲得賞金額)
試合による獲得賞金額は、当然成績によって左右されますが、2020年実績で言えば、錦織圭選手は約1.2億円の賞金を得ています。
ちなみにATPツアー大会各グレードの優勝賞金は下記です。
グランドスラム | マスターズ1000 | 500グレード | 250グレード | |
優勝賞金 | 約3億円~4億円 | 約1億円 | 約5000万円 | 約1000万円 |
錦織選手で言えば、2014年全米オープン準優勝時には、それだけで約1.5億円の賞金を獲得しました。
マスターズ1000は、4度の準優勝と惜しいところでまだ優勝できていませんが
- 楽天オープンやバルセロナオープンなどグレード500
- 下のグレード250
など、幾度となく制覇しています。
当然勝ち進むにしたがって賞金はアップしますので、グランドスラムなどはR16、ベスト8に進出することだけでも相当な金額になります。
グランドスラムは出場するだけで、約60万円の賞金!
グランドスラムベスト8、ベスト4にしばしば進出している錦織選手が1億円以上の賞金を得ていることもうなずけます。
錦織圭の年収(スポンサー料)
推定の域を出ませんが、錦織圭選手の年収、スポンサー料は約32~33億円です。(一説には37~38億円という噂もあります)
錦織選手が契約しているスポンサー名を下記にまとめてみました。
スポンサー料はあくまで推定です。
最近では、JALが錦織選手と3年間のスポンサー契約を更新したニュースが流れました。
主なスポンサー名 | 契約開始時期 | 備考 |
日清食品 | 2015年~ | 所属チーム 2015~2020年で10億円? |
ユニクロ | 2016年~ | 年間12億円? |
ウィルソン | デビュー~ 2015年終身契約に~ | 2.5億円? |
ナイキ | 2017年~ | |
ウィダーインゼリー | 2010年~ | 試合中の栄養補給! |
ジャガー | 2014年~ | 愛車です! |
アサヒ | 2015年~ | CMキャラクター |
JAL | 2015年~ | 2021年契約更新3年間 |
リクシル | 2015年~ | |
NTT | 2016年~ | |
JACCS | 2013年~ | テニス番組ではほぼCM登場! |
久光製薬 | 2015年~ |
これをみますと、やはり2014年の全米オープン準優勝以降、スポンサー契約が増加していることがうかがえます。
大会で上位進出すれば、テニスファンのみならず、日本全体が注目しますので、一般新聞でも一面トップを飾ることもあります。
そうすると、国民全体が中継にくぎ付けとなるわけですから、CM効果としては絶大ですね!
錦織選手が活躍すればするほど、スポンサーの関心度もうなぎのぼり、雪だるま式に契約が増え、年収が爆発的に増加する、という相乗効果を生み出します!
2020年プロスポーツ選手の年収世界一
ちなみに2020年度のプロスポーツ選手年収世界一は、テニスのロジャー・フェデラー選手で何と約115億円!
まさに天文学的数字ですね!
メジャーリーガーや、サッカー、バスケットボール、ゴルフなどのスーパースターを抑えて、テニス選手がプロスポーツ年収世界一となっています!
他の日本人プロスポーツ選手の年収
他の日本人プロスポーツ選手の年収はどれくらいなのでしょうか?
2020年に全米オープンで優勝した大阪なおみ選手は推定年収約40億円
今シーズン楽天に帰ってきた田中将大投手で約23億円
パドレス在籍中のダルビッシュ有投手が約21億円
記憶に新しいマスターズ優勝の松山秀樹選手は約15億円でしたが、2021年はここからジャンプアップするでしょう。
まとめ
以上、「錦織圭の年収が高いのはなぜ?その理由について詳しく解説!」と題してまとめましたが、いかがでしょうか?
錦織圭選手の年収が高い理由としては、スポンサー料が高いということでしたね。
年収30数億円も稼ぐ錦織選手ですが、コーチやトレーナーなどチーム錦織のスタッフは14-15名いるそうです。
スタッフ経費、交通費などで年間約7億円くらいかかっているとのことで、税金などを除くと錦織選手の手取りは10数億円といったところでしょうか。
しかし錦織選手のように成功を収めたプロスポーツ選手はほんの一握り、簡単ではない険しい試練を乗り越えなければ達成できるものではありません。
一般人にとっては夢のような話ですが、それを実現してくれるのがプロスポーツ選手、そしてその水面下では血のにじむような努力をしていることを忘れずに応援しましょう!
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