テニスコートの種類といえば、ハードコート、クレーコート、オムニコート、カーペットコート、グラスコート、などがあります。
コートごとに特徴があり、球足や弾み方が違ってきます。
ハードコートはグランドスラムでは全豪と全米で使用されていますね。
ボールの球足や弾み方、コートでの動き方も意識するともっとテニスが上手になります。
コンクリートのコートもハードコートとひとくくりにされていますが、厳密にいうと少し違いがあります。
今回はハードコートの特徴についてご紹介していきます。
ハードコートとは
有明の壁打ちはハードコートです! pic.twitter.com/LcV1rclKND
— イタちゃん@ケビン (@tennishaizin) April 7, 2023
ハードコートは、アスファルトやコンクリートを土台に、表面に合成樹脂などでコーティングしたサーフェスのことです。
最表層部はアクリルやウレタンで構成されています。
一度作ってしまえばメンテナンスはほとんど必要ないので管理が楽です。
ハードコートというと一見同じように見えますが、使っている素材によってクッション性や球足が変わってきます。
ハードコートの特徴
楽しかった♪
あっという間の2時間🎾
大好きなハードコート+インドアなので、打球音が反響して気持ちいい!#VITA春テニス pic.twitter.com/Cc1KRXgli6— まーてに🎾 (@g3tennis) April 14, 2023
ハードコートの特徴は次の5つです。
- ①体への負担が大きい
- ②水はけがいい
- ③弾む
- ④球足が速い
- ⑤動きやすい
それでは解説していきます。
①体への負担が大きい
男子ダブルス決勝、第3シードのスー/ファン・ツン ハオ(台湾)がチョン・ユンソン(韓国)/今井慎太郎を7-6(5) 2-6 [12-10]で下し、前週の筑波(W25/ハードコート)に続くコンビ3勝目を挙げた。https://t.co/eJJjGHTeYZ
— ashe店長 (@ashe1971) April 8, 2023
ハードコートの特徴1つ目は体への負担が大きいです。
テニスコートの中で最も体への負担が大きいです。
長時間プレーをすると1~2時間で膝や足腰が痛くなることもあります。
地面が硬いので、急に止まったり方向転換をした時に衝撃がすべて自分に返ってくるからです。
クレーやオムニは滑ることで力を逃がすことができるので多少負担が少なくなります。
②水はけがいい
男子シングルス決勝、24歳で第1シードのスー・ユーシャオ(台湾)がノーシードから勝ち上がったイ・ジェムン(韓国)を6-1 6-1で下し、全試合ストレート勝利で前週の筑波(W25/ハードコート)に続く2週連続、通算11回目のITFツアーシングルスタイトルを獲得した。https://t.co/G201kQYOb9
— ashe店長 (@ashe1971) April 10, 2023
ハードコートの特徴2つ目は水はけがいいです。
他のコートと比べ、天候の影響を受けにくいことが特徴です。
多少の雨が降った後でも自然に乾いてプレーができますし、大雨の場合でも水きりで対処すれば再開可能です。
維持管理も最も楽なコートなので、最近はハードコートが増えてきています。
③弾む
良いハードコート❗️ pic.twitter.com/t6b4TYpiup
— テニハチ🎾自称シングルス初中級 (@hy0419) April 14, 2023
ハードコートの特徴3つ目は弾むです。
スピン系のボールはとてもよく弾みます。
自分の身長以上にボールが跳ねることもあります。
下がって対処しようとするとコートの後ろまで行くこともあるため、ライジングで対処するほうが一般的です。
同じハードコートでも弾み方が若干変わってくるので事前のチェックは大切ですよ。
④球足が速い
今日は男性2名とシングルス
とっても滑るハードコート
埼玉の時によく練習していた
某コートに似ている1巡目0-4、0-4
2巡目4-2、時間切れ1巡目は
相手に打たされている感覚2巡目は
相手のボールに合ってきたので
どう打って行くかを意識もう少し早く意識を切り替えたい pic.twitter.com/AocnNn20j2
— hitomi (@hitomi95926493) April 9, 2023
ハードコートの特徴4つ目は球足が速いです。
これも素材によって変わってくるのですが、基本的にボールのスピードは速くなります。
他のコートなら取れていたボールも、球足が速いのでサービスエースやノータッチエースを取られることも増えます。
ですので、フラット系のボールを多用すると、自身のスピード+コートの球足でこちらもエースを取りやすくなります。
⑤動きやすい
「ビリー ジーン・キング・カップ by BNPパリバ」
アジア・オセアニア地区グループⅠ
(ウズベキスタン・タシケント/ハードコート)
第1戦
日本 3-0 韓国
本玉真唯6-1 6-4チョン・ボヨン
内島萌夏6-4 7-6(4)ク・ヨンウ
青山修子/穂積絵莉7-5 6-2チェ・ジヒ/キム・ダビンhttps://t.co/1OKe2gzxjf— ashe店長 (@ashe1971) April 11, 2023
ハードコートの特徴5つ目は動きやすいです。
コートにグリップ力があるので、素早く細かく動くことができます。
ネットプレーでとれる範囲が広くなるので積極的に前に詰めてみてもいいですね。
少ない力で動くことができるのですが、先に書いた通り体への負担は大きいので、全力で動いたり止まったりはあまりしないほうが良いです。
特に止まるとき、方向転換をするときは徐々にスピードを落としましょう。
まとめ
ケツを効かせて(股関節伸展)軸を作る。
シンプルだけど大切なこと。 pic.twitter.com/FU0q9Wwpj3— 西川 匠🌏鰹BAR for Sports (@physio_tennis) April 13, 2023
いかがでしたか。
最後にもう一度まとめます。
ハードコートの特徴は次の5つです。
- ①体への負担が大きい
- ②水はけがいい
- ③弾む
- ④球足が速い
- ⑤動きやすい
どんどん練習してみてくださいね。
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