全仏オープンテニスの特徴や歴史について!魅力も合わせて詳しく解説!

四大大会

全豪オープンが終わりましたが、次は全仏オープンが開催されます。

 

5月末から6月初めにかけて、フランスの首都パリにあるブローニュの森に隣接するスタッド・ローラン・ギャロスで開催されます。

 

今年は5月28日(日曜日)~6月11日(日曜日)ですね。

男子はやはりナダル選手が優勝候補でしょうか。

 

なにせ14度も優勝してますし年齢の壁はあるもののクレーコートでは無類の強さを誇ります。

 

年に4回あるテニスの大きな大会の1つですが、どんな歴史、特徴、魅力があるのでしょうか?

 

今回は全仏オープンの特徴、歴史、魅力について解説していきます。

 

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全仏オープンテニスの特徴や歴史について

 

全仏オープンの特徴は次の5つです。

 

  • クレーコート(赤土)
  • 波乱が多い
  • 上位選手が勝てない
  • 試合時間が長い
  • フランス語でコール

 

それでは詳しく説明していきます。

 

①クレーコート(赤土)

 

全仏オープンの特徴1つ目はクレーコート(赤土)です。

 

4大大会の中で唯一の赤土のコートです。

あのコートは何層にも積み上げられていて、一番上の赤土は土ではなく「レンガを砕いたもの」です。

 

柔らかい土なのでバンドはそれほどせず、球の勢いも極端に弱くなるのが特徴です。

 

大会がスタートしたのは1891年、当時は「フランス選手権」という名称でした。

 

参加できるのはフランス人の男子だけでしたが、1925年に外国人も参加することができるようになりました。

 

②波乱が多い

 

全仏オープンの特徴2つ目は波乱が多いです。

 

全豪オープンも波乱が多いことで有名でしたが全仏オープンはさらに波乱が多いことで有名です。

 

赤土は湿ると摩擦で球足が遅くなり、晴れて乾燥すると球足が速くなるという特徴があります。

 

まるで生き物のようにコートの状態が変わるのですね。

トーナメントの序盤からシード選手が負けることも多く、「コートに魔物が住んでいる」とも言われています。

 

③上位選手が勝てない

 

全仏オープンの特徴3つ目は上位選手が勝てないです。

 

ランキング上位の選手が必ず勝ち上がるわけではないのも全仏オープンの特徴です。

 

他のコートでは圧倒的に強く絶対王者となった選手でも、全仏オープンだけは勝てない、なんてこともよく起こります。

 

赤土のコートのスペシャリストのほうが全仏オープンでは勝てることが多いです。

 

ランキング上位選手 < 赤土のスペシャリスト

 

④試合時間が長い

 

全仏オープンの特徴4つ目は試合時間が長いです。

 

球速が遅くなるので必然的にラリーの回数が多くなります。

フルセットの試合だと5時間を超えることもあります。

 

ハードコートや芝のコートなら1ポイント2~5球でポイントが取れるのに、赤土のコートは6~10球ほどかかるイメージです。

 

ライジングで早いタイミングで攻めたい選手はやきもきしてしまいますね。

 

⑤フランス語でコール

 

全仏オープンの特徴5つ目はフランス語でコールです。

 

全仏オープンではコールはフランス語で行われます。

他の4大大会は英語ですが全仏オープンだけなんですね。

 

全仏オープンは地元の選手が出場するときはものすごい声援に包まれます。

 

対戦相手は毎ポイント毎ポイントアウェーの中で試合しなくてはならないので精神力が削られます。

 

まとめ

 

いかがでしたか?

最後にもう一度まとめます。

 

全仏オープンの特徴は次の5つです。

 

  • クレーコート(赤土)
  • 波乱が多い
  • 上位選手が勝てない
  • 試合時間が長い
  • フランス語でコール

 

全仏オープンが楽しみですね。

 

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