フェデラーが引退しました。
グランドスラム20勝やウィンブルドン最多8回優勝など輝かしい戦績を数多く積み重ね、テニス界にとどまらず世界中から愛される選手でした。
平均では30代で引退する選手が多い中、41歳まで続けられたことも物凄いことですね。
そんなフェデラーの全盛期がいつかご存知でしょうか?
テニス選手は年間を通してたくさんの試合に出場します。
勝ち上がっていけば行くほど試合数が増え疲労も大きくなります。
全盛期のフェデラーは年間90試合近く戦っていますが最高年間勝率はどのくらいだったのでしょうか?
今回は、フェデラーの全盛期がいつか?最高年間勝率はどれくらいなのか?を深堀していきます。
フェデラーの全盛期はいつ?最高年間勝率は?
目標はやっぱり昔と変わらずフェデラーかな。あれだけのプレーをして何でもできる選手なので、そういう目標は変わってないです pic.twitter.com/4QPGW1F3oZ #錦織圭 #錦織
— 錦織圭名言集 (@tennischampkn) September 27, 2022
それでは早速見ていきましょう。
フェデラーの全盛期は2004年〜2007年です。
最高年間勝率は2005年の95.3パーセントです。
では2004年~2007年の勝敗や勝率を見てみましょう。
年 | 勝敗 | 勝率 | 結果 |
2004年 | 74勝6敗 | 92.5% | グランドスラム3冠。初の世界ランキング1位。 |
2005年 | 81勝4敗 | 95.3% | グランドスラム2冠。マスターズでは4冠。 |
2006年 | 92勝5敗 | 94.8% | グランドスラム3冠。 |
2007年 | 68勝9敗 | 88.3% | グランドスラム3冠。41連勝の記録も樹立。 |
全盛期は勝率が88%以上とは凄まじいですね。
全仏にナダルがいなければ年間グランドスラムを何度も獲得していたかもしれませんね。
フェデラーの全盛期:2004年の成績
一番好きな選手でした。
錦織くんは2番です。
ごめんなさい😣 https://t.co/Q4ed2VDZrg— アン (@unpeude00) September 27, 2022
- 世界ランキング1位
- 74勝6敗
- 勝率92.5%
- 11大会優勝
- グランドスラム3大会優勝
フェデラーの全盛期1年目は2004年です。
全豪オープンでマラト・サフィンを倒して初優勝し世界ランキングも初の1位を獲得。
全仏オープンは3回戦で敗れるも、ウィンブルドンでアンディ・ロディック、全米オープンでレイトン・ヒューイットを破り優勝。
この年はマスターズ・カップを無敗で連覇というオープン化後唯一の記録も打ち立てました。
また、シーズンを通してトップ10の選手相手に負けなしと圧倒的な強さを見せつけた年でもあります。
1989年のイワン・レンドル以来15年ぶりの年間勝率9割越えとなりました。
フェデラーの全盛期:2005年の成績
インディアンウェルズ2005にて
フェデラー vs ヒューイット
ヒューイットのフットワークの凄さがわかるスーパーラリー。 pic.twitter.com/lYri6ZbfNb— テニスムービー厳選BOT (@tennisdouga801) February 2, 2018
- 世界ランキング1位
- 81勝4敗
- 勝率95.3%
- 11大会優勝
- グランドスラム2大会優勝
フェデラーの全盛期2年目は2005年です。
2005年に入ってもフェデラーは好調をキープ。
なんと史上初のマスターズ・シリーズの年間4冠を達成。
全豪オープンはマラト・サフィンに、全仏オープンはラファエル・ナダルに準決勝で敗れましたが、ウィンブルドンをアンディ・ロディック、全米オープンでアンドレ・アガシを倒し連覇。
後に何度も戦うこととなるナダルとの対戦があったのもこの年です。
シーズン終盤に足首をケガしてしまいます。
マスターズ・カップで優勝するとテニス界のシーズン最高勝率を更新するチャンスでしたがダビド・ナルバンディアンに負けてしまい記録達成はなりませんでした。
しかし、自身最高の最高年間勝率95.3%を記録。
この年は4敗しかしておらず、内訳はサフィン、ナルバンディアン、ナダル、ガスケでした。
フェデラーの全盛期:2006年の成績
テニ友から「タンスの肥やしになってるので」と、フェデラーの2006 USOPENモデルをもらった。これは嬉しい‼️
濡れると背中のウロコが開くスフィアリアクト、なつかしいわ〜 pic.twitter.com/GTnqD41bRR— なまらテニス@テニスを人一倍楽しむ方法 (@namaratennis1) August 27, 2022
- 世界ランキング1位
- 92勝5敗
- 勝率94.8%
- 12大会優勝
- グランドスラム3大会優勝
フェデラーの全盛期3年目は2006年です。
最高年間勝率は2005年でしたが、シーズンの内容としてはフェデラーのベストシーズンと言われ、キャリアの中でも絶頂期を迎えました。
全仏オープンはナダルに敗れたものの、残りの3冠はフェデラーが獲得。
この年にフェデラーが負けた5敗の内訳はラファエル・ナダルに4敗、アンディ・マレーに1敗でした。
初めて全仏オープン決勝でナダルと対戦しましたがまたもや年間グランドスラムを阻まれる形になりました。
10月には初めて日本に来日しジャパンオープンに出場。
決勝でティム・ヘンマンを破り優勝。
マスターズ・カップでも優勝し、出場した17大会のうち16大会で決勝に進出。
12大会で優勝するという異次元の活躍を魅せた年でした。
フェデラーの全盛期:2007年の成績
今のフェデラーvs全盛期フェデラー(2004~2007)ってどっちが強いの(´・ω・`) https://t.co/3fyClzzVIn pic.twitter.com/Vp64sG5wMP
— 2ちゃんねるスポーツまとめ×まとめ (@2chsportstq9) April 4, 2017
- 世界ランキング1位
- 68勝9敗
- 勝率88.3%
- 8大会優勝
- グランドスラム3大会優勝
フェデラーの全盛期4年目は2007年です。
- 全豪オープンでは全試合ストレート勝ちという圧倒的成績で優勝。
- 全仏オープンはまたもやラファエル・ナダルに決勝で阻まれる。
- ウィンブルドンでは1980年のビヨン・ボルグ以来となる5連覇を達成。
- 全米オープンもノバク・ジョコビッチを破り、前人未到の4連覇。
これで歴代最多となる10大会連続グランドスラム決勝進出を達成しました。
前年から伸ばしていた連勝記録は41まで更新。
またナダルのクレー連勝記録を81で止め、翌年の全仏オープン優勝にも期待がかかるようになりました。
ATPツアー・シングルス・タイトルも50を獲得。
また世界ランキング1位連続座位期間が「187週」に到達。
シュティフィ・グラフが持つ最長記録(186週)を塗り替え、12月には「200週」に到達。
(この記録は翌年まで続き237週まで更新)
まとめ
【2007】ウィンブルドン決勝フェデラーvsナダル!死闘制したフェデラーがWB5連覇&GS11勝目!!#テニス #フェデラー #ナダル #ウィンブルドンhttps://t.co/blxtjZuyEH
— スマッシュ速報 (@smashsokuho) June 27, 2019
いかがでしたでしょうか?
フェデラーの全盛期は凄まじかったですね。
最後にもう一度まとめます。
フェデラーの全盛期は2004年〜2007年です。
最高年間勝率は2005年の95.3パーセントです。
2004年~2007年の勝敗や勝率
年 | 勝敗 | 勝率 | 結果 |
2004年 | 74勝6敗 | 92.5% | グランドスラム3冠。初の世界ランキング1位。 |
2005年 | 81勝4敗 | 95.3% | グランドスラム2冠。マスターズでは4冠。 |
2006年 | 92勝5敗 | 94.8% | グランドスラム3冠。 |
2007年 | 68勝9敗 | 88.3% | グランドスラム3冠。41連勝の記録も樹立。 |
この記録を更新する選手が今後現れるのか楽しみですね。
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