全豪オープンはノバク・ジョコビッチ選手がGS男子最多タイとなる22勝目となる2年ぶり、10度目の優勝を果たしましたね。
女子はアリーナ・サバレンカ選手がグランドスラムを初制覇。
舞台はオーストラリアのメルボルン。
日本は冬ですがメルボルンは30度を超えるような真夏です。
年が明けて最初のグランドスラム、ここで勝ち上がることができれば今年のツアーで幸先のいいスタートが切れますね。
年に4回あるテニスの大きな大会の1つですが、どんな歴史、特徴、魅力があるのでしょうか?
今回は全豪オープンの特徴、歴史、魅力について解説していきます。
全豪オープンテニスの特徴や歴史について
全豪オープンの特徴は次の5つです。
- ①ハードコート
- ②グランドスラムの1つ
- ③南半球唯一の四大大会開催地
- ④コンディショニングが難しい
- ⑤番狂わせが起こりやすい
それでは詳しく見ていきましょう。
①ハードコート
全豪オープンの特徴1つ目はハードコートです。
ハードコートと一口にいっても、中に入れる素材によって球足の速さやスピンのかかり具合、跳ね方などが変わってきます。
過去の映像などを見るとグレーになったりブルーになったりとコートの色が変わっていることがわかりますね。
最近の全豪オープンのコートは球足はそこまで早くなく、跳ね方も中程度のようです。
②グランドスラムの1つ
全豪オープンの特徴2つ目はグランドスラムの1つです。
テニスのプロは1年間を通して世界各地を回りながら試合を勝ち抜いていきます。
試合で勝ちあがるとポイントや賞金がもらえるシステムになっています。
誰でも参加できる大会もあれば、ポイントをたくさん持ってないと出場することすらできない大会があります。
その最高峰が全豪、全仏、全英、全米のグランドスラム(4大大会)と呼ばれる大会です。
ここで優勝するとポイントもかなり大きく取得できますし、賞金は297万5千豪ドル(約2億7072万5千円)となります。
③南半球唯一の4大大会開催地
全豪オープンの特徴3つ目は南半球唯一の4大大会開催地です。
4大大会の中で唯一、南半球での開催が全豪オープンです。
1月といえば日本は冬ですが、オーストラリアのメルボルンでは真夏です。
時には40度を超える日もあり、普通に立っているだけでも苦しい中、四阿をすることもあります。
ほかの4大大会が北半球ですでに3つ開催されていて、さらに4大大会を開催しようとすると、南半球で1月ごろに開催するしか方法がなかったかもしれませんね。
全豪オープンは4大大会の中では歴史が最も浅く1905年から開催されています。
④コンディショニングが難しい
全豪オープンの特徴4つ目はコンディショニングが難しいです。
新年を迎えて2週間ちょっとでスタートする全豪オープン。
ほかの国ではまだまだ寒さが厳しい中、調整をしなければならずコンディショニングが難しいと言われています。
トップ選手の多くが欧州、アメリカなどにいる中、オーストラリアまで移動しなくてはいけないこともコンディショニングが難しい要因です。
コートのサーフェスもテクノロジーの進化とともに変わってきますので地元オーストラリアの選手が少し有利な気もしますね。
⑤番狂わせが起きやすい
全豪オープンの特徴5つ目は番狂わせが起きやすいです。
サーフェス、移動の疲れ、調整の難しさなど選手にとっては厳しい条件が重なっているので番狂わせが起きやすいのが全豪オープンの特徴です。
トップ選手が1回戦で負けたり、新たなチャンピオンが生まれやすいという特徴もあります。
新年を迎えて最初の大きな大会なので、ここでスタートダッシュが切れるとその後のツアーにとっても幸先いいスタートとなりそうですね。
まとめ
いかがでしたか?
最後にもう一度まとめます。
全豪オープンの特徴は次の5つです。
- ①ハードコート
- ②グランドスラムの1つ
- ③南半球唯一の四大大会開催地
- ④コンディショニングが難しい
- ⑤番狂わせが起こりやすい
来年の全豪オープンも楽しみですね。
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