アルカラスの弱点3選!彼の隠された弱みについて徹底分析

アルカラスの弱点3選!彼の隠された弱みについて徹底分析カルロス・アルカラス

カルロス・アルカラス選手、2024年は全仏とウィンブルドンを制覇、全米タイトルはいち早く獲得していますので、全豪をとれば早々生涯グランドスラムを達成します。

では、アルカラス選手に弱点はあるのでしょうか?

ここでは若きスーパーテニスプレーヤー、カルロス・アルカラス選手の弱点に迫ります。

 

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アルカラスの弱点3選

 

アルカラスの弱点は3つ考えられます。

 

  • 弱点①セカンドサーブが読まれる
  • 弱点②調子の波
  • 弱点③バックハンド

 

それぞれ詳しく解説します。

 

弱点①セカンドサーブが読まれる

 

アルカラス選手の弱点の一つは、セカンドサーブが読まれる、ということです。

代名詞の強烈なフォアハンド、窮地を救う210キロ超えのサーブ、そして強靱なフィジカルに裏打ちされた驚異のフットワーク、どこにも弱点は見当たらないように思えます。

 

しかしアルカラス選手も人間、弱点が無いわけではありません。

特にアドコートサイドにおいて顕著ですが、ファーストサーブフォルト後のセカンドサーブ、アルカラス選手は相手右利きならば、バックハンド側へのはねるスピンサーブを多用します。

 

セカンドサーブにおいては、まず攻撃をされないこと、特にストローク戦に自信を持っているアルカラス選手ですから、相手リターンをいいところに狙われないようバックハンドの高いところでとらせる戦略です。

 

若くしてすでにGSで3回の優勝、世界のトッププレーヤーが血眼になりアルカラス選手を打倒すべく襲いかかってきます。

わずかでもつけいる隙はないか、その一つがこのセカンドサーブにあります。

 

ラケットの進化、リターン技術やフィジカルの向上で、強烈なスピンボールといえども上からたたき込まれるケースが多々発生しています。

アルカラス選手のセカンドサーブがやや一本調子となった際、高いところでリターンを待ち、上からたたき込んでアルカラス選手を窮地に追い込む、そんな戦略が見え隠れしています。

 

弱点②調子の波

 

フェデラー選手、マレー選手が去って行き、ナダル選手も2024年で引退ではないかと噂されています。

ビッグ4でただ一人健在なのはジョコビッチ選手ですが、2024ウィンブルドン決勝ではアルカラス選手に完敗。

膝の手術も行い、フィジカル的にも不安が残ります。

 

ビッグ4のあと、アルカラス選手、シナー選手がやや抜けだしつつある男子テニス界ですが、ビッグ4があまりにも偉大であったため、どうしても比べてしまいます。

そんな中、アルカラス選手の試合ぶりをみてみると、試合の中における調子の波がやや大きいのではないかと思われます。

 

調子に乗っている時は、ほぼ手がつけられない状態で相手を圧倒するのですが、ふとしたきっかけでモメンタムが相手に傾いてしまう場合があります。

これがあのアルカラス選手のショットなのか、と思わせるようないわゆる凡ミスを犯し、ポイントを失い、その流れからゲームをも失い、セットを落とすことすらあります。

 

ビッグ4の中でも、高レベルでの安定感では随一と思われるジョコビッチ選手と比較すると、この点は非常に顕著です。

 

しかし、そういった状態に追い込まれても、サービスエースやネットプレー、強烈なストロークショットで挽回していくのがアルカラス選手です。

それゆえランキング1位を争う位置にいるわけですが、不安材料はその窮地に追い込まれた際の逆転劇がいつまで続けられるのか、ということです。

 

テニスには運不運もあります。

アルカラス選手が切り抜けたと思われるピンチで、相手ショットがネットインしたり、オンラインでボールが滑ったりする事も当然出てきます。

それが、重要な試合の勝敗を分けるようなポイントで出る事もあるのです。

 

アルカラス選手が試合中にみせるわずかな隙、それが命取りとなることもあるかもしれません。

 

弱点③バックハンド

 

現段階で弱点といえるかどうか疑問な部分もありますが、あえてバックハンドをあげます。

アルカラス選手の最大の武器といえば、ウィナースピード150キロをも超える強烈フォアハンドです。

そして無尽蔵と思えるスタミナ、見事なフットワークで驚異的なコートカバーリングをみせます。

それに加えてドロップショットも大変うまく、強烈フォアハンドとの対比で相手としては大変やっかいなショットです。

またネットに出るタイミングも素晴らしく、ネットプレーのポイント獲得率も高いものがあります。

 

そんなアルカラス選手ですが、バックハンドは未だ発展途上なのではないでしょうか。

しかし本人もその自覚があるのか、このところでアルカラス選手のバックハンドは飛躍的に進歩しています。

 

すでに高レベルなバックハンドを身につけているアルカラス選手ですが、バックハンドの世界的名手ジョコビッチ選手や錦織選手に比べると、バックハンドダウンザラインウィナーが少ないような気がします。

そこであえてバックハンドを弱点とあげてみました。

 

しかし、もしアルカラス選手がジョコビッチ選手に匹敵するような精度の高いバックハンドを身につけたら、まさにつけいる隙なし、無双状態になることも考えられます。

 

まとめ

 

若きテニス界のスーパースター、カルロス・アルカラス選手の弱点に迫ってみました。

 

  • 弱点①セカンドサーブが読まれる
  • 弱点②調子の波
  • 弱点③バックハンド

 

現段階でもトップを争う強さなのですが、若いだけあり、毎日さらに進歩しているといっても過言ではないでしょう。

大会のたびに強くなっているアルカラス選手をみせつけています。

この記事であげた弱点の中では、試合中のアップダウンが最も気になります。

フィジカルというよりはメンタルの面なのかもしれません。

アルカラス選手の試合ぶりには今後も大注目ですね!

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カルロス・アルカラス
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